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COLUMN

巡回監査日誌

京都の歩道を歩く楽しみ

京都市では、平成11年(1999年)から「歩くことが楽しくなるようなまちづくり」に取り組んでおり、平成27年には四条通の拡幅が完成しました。

当初は、「拡なったなあ~」と喜んで歩いておりましたが、今ではそれでも狭く感じるほど、多くの観光客買い物客が行き交っております。当初、歩道の拡幅には反対の声も多くありましたが、今ではやっておいてよかったのではないかなと感じてます。

大きな通りの交差点には四方にちょっとした植木スペースが設けられていて、春にはハナミズキが咲き春を告げます。他の通りでも梅雨にはアジサイが咲き、街路樹の木陰で暑いときは助かりますし、ちょっと腰掛けられたりするスペースもあります。

私が「京都らしいなあ」と思ったのは、右京税務署からの帰りに見つけた石庭です。

よく見ると、説明書きに『雨庭(あめにわ)』とありました。

京都の庭園文化を活かした雨水対策の一環で、『グリーンインフラ』というらしいです(京都市:「雨庭」とは… (kyoto.lg.jp))。

私が見つけたのは西院の交差点ですが、それ以外にも

  • 北野白梅町交差点(R3)
  • 四条大宮交差点(R5)
  • 四条堀川交差点(R1)
  • 堀川高校前(R2)
  • 東大路今出川交差点(R5)
  • 東山二条交差点(R3)
  • 東大路仁王門交差点(R5)
  • 六波羅蜜寺西南(R2)
  • 東本願寺前市民緑地(R4)
  • 九条大石橋交差点(R4)
  • 外環三条交差点(R5)

に整備されていますので、お近くを通られるときは気をつけてみてください(京都市:雨庭整備位置図(令和6年3月現在) (kyoto.lg.jp))。


後日、下鴨神社の近くでも「あ、雨庭がある!」と思って近付くと、今度は『加茂の七石』という、ほんまの石庭でした。

こちらも説明書きがあり、加茂川だけでこれだけの種類の銘石があるそうです。

こちらは、(一社)京都造園建設業協会さんの寄贈でした。

鞍馬石は有名ですが、他は知りませんでした。

そういえば、お客さまの裏の川で白川砂利が採れると聞いたことがあります。あ、これはジャリでした(笑)。ちなみに採取禁止だそうです。


当社は京都市にあることもあり、京都市内のご自宅や会社へご訪問させていただくことが多いのですが、京都は通りを歩いているだけで様々な楽しみがあり勉強になります。

10月が始まり、ようやく京都らしい暑さも落ち着いて秋らしい日々が過ごせるようになってきました。京都市はこのように街中で庭園技術を身近に感じることができますので、気軽にお出かけしてみてはいかがでしょうか。


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