今年の夏は全国ニュースでも祇園祭の混雑状況が伝えられておりましたね。
祇園祭と言えば「京都三大祭」のひとつですが、京都三大祭は5月の「葵祭」、7月の「祇園祭」、10月の「時代祭」を指し、今月22日に「時代祭」が開催されます。
時代祭の見どころは、なんといっても圧巻の扮装大行列!
延暦時代~明治維新まで、それぞれの時代を生きた人々に扮装した行列が2時間かけて京都市内を歩いていきます。その数、およそ2,000人。今年の大河でも注目されている織田信長や豊臣秀吉、明治維新を駆け抜けた西郷隆盛や坂本龍馬など、誰もが知る人物も登場します。
当時の煌びやかな装飾や女性たちの華やかな衣装など、歴史に詳しくない方でも、目で楽しめるお祭りです。最近では外国人観光客の方々にも楽しんでいただいているようです。
各所には有料観覧席も設置されておりますが、京都御所建礼門から烏丸通、御池通、河原町通、三条通を通過し平安神宮まで行進しておりますので、比較的気軽に見ることができるお祭りです。
お客様先に巡回監査へ向かう途中、京都市内では時代祭ののぼりを見かけることがあります。京都に住む私たちにとっては、祇園祭のコンチキチンが夏の訪れを、時代祭が秋の訪れを感じさせてくれます。