近畿地方は今年、6月を前にして早々に梅雨入りとなりました。
当社がある京都市の河原町通りには、銀杏並木の他に色とりどりのアジサイ(紫陽花)が植っており、今咲き頃を迎えています。
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ご存知の方も多いと思いますが、アジサイは枝の伸びが旺盛な為、花が咲き終わると剪定が必要だと言われています。
もしも翌年の開花期までに一度も剪定しなかった場合、翌年花は咲きますが枝も伸びますので背が高くなり上の方ばかりに花が咲くような姿になります。また、枝が茂りすぎると蒸れやすくなり、病害虫の影響も出てきます。 美しいコンパクトな姿を保つには剪定が欠かせないそうです。
先日、政府の「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」の原案で、コロナ禍での歳出膨張を踏まえ、「歳出構造を平時に戻す」と明記されるとの報道がありました。財政健全化は日本政府だけでなく、我々民間企業も同じ事であり、広げ過ぎた支出を定期的かつタイムリーに見直せるかどうかが、その後の利益を生み出すには欠かせない事だと思います。
利益という、美しい「花」を咲かせるには企業にも適宜、剪定が必要という事でしょうね。
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