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COLUMN

企業経営

裏づけのある計画作りを…

・売上高が下がっているので、何とか利益を確保したい。
・人員が減って、従業員のモチベーションが下がっていて、何とかしたい。
・何から手をつけていけばいいのか分からない。

就任1年目に山積している問題を打開したい、と二代目社長から相談があり、一緒に経営計画を作成しました。従業員は約30名、業種は飲食業です。近い将来、2店舗目を出したいとのビジョンを社長はお持ちです。そのビジョンを実現するための中期計画でした。

昨今の激しい時代、優先順位が見えない、といくぶん戸惑われているご様子でしたので、単年度経営計画の策定に時間を割きました。

単年度経営計画策定の要点は?

単年度経営計画を策定する際、要点を以下の2点に絞り込みました。

この企業は店舗型経営である。ならば業績決定ポイントは何か?
社長と従業員が業績決定ポイントを共有しなければならない。どうすればいいのか?

そして、以下の要素を時系列に抽出し、業績目標設定、行動計画、目標達成時の従業員への分配方法などをまとめました。

過去の顧客単価
来店客数
販促イベント

策定会議を終えた社長は

策定会議を終えた時、社長は笑顔でおっしゃいました。

何をしたらいいのか、もやもやした気持ちがすっきりしました。早速、メインスタッフと打ち合わせをして、明日からの行動に活かします。

業績を決定するポイントは企業によっても、業種によっても変わります。特に、経営計画を策定する際には、このポイントを明確にすることは大切です。

担当: 川部 俊幸

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